本日(11/17)、Yahooニュースで昨年からのサバの漁獲量が激減していることが
書かれていました。

ニュースによると、漁獲量はピーク時の1/30になっているそうです。

色々調べてみると、サバ、マイワシ、カタクチイワシ(サンマ)はそれぞれ年代
ごとに漁獲量が変化していて、これらが全て豊漁になることは無いそうな・・・

イワシが獲れなくなったという話は、まだ耳に新しいですが、ここ数十年の統計
を見てみると、

                            マイワシ      サンマ       サバ類

 1958年(サンマ時代)     0.9万トン    39.2万トン     3.1万トン
 1971年(マサバ時代)     0.2万トン     5.4万トン    57.8万トン
 1987年(マイワシ時代) 192.9万トン     7.4万トン    16.8万トン

という風に、ある魚種が日本近海での生息シェアを独占して、他の魚種が繁栄しない
ような傾向があるようです。

別の資料を見ても、マイワシ→カタクチイワシ(サンマ)→サバというように
日本近海でとれる魚の種類は移り変わっていることが分かります。



この現象は魚種交代と呼ばれていて、魚食性プランクトンモデル、3すくみモデル、
自己振動モデル、安定戦略モデル、餌条件モデルの5つのモデルで説明されています。

2003年にサンマの豊漁が伝えられたこともあって、しばらくはサンマ時代が
続くのかもしれませんね〜