紀伊半島はイワナの生息する本州南限、いや世界南限の地です。 イワナにも色んな種類があるようで、有名なところでは北海道のオショロコマ、アメマス、 ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ、それとキリクチ(ヤマトイワナ?)・・・ 元々、水温の低い所に住む魚だけに九州、四国にはいないようです。 1年前(2001.春)、嫁さんの妹と一緒に奈良県の野迫川村(これが南限)にアマゴ釣りに行った んだけど、そのときに1匹だけイワナが釣れました。 キリクチを保護するために、地元では稚魚や卵の放流してるみたいだけど、当時はそんなことも つゆ知らず?! 塩焼きにして食べてしまいましたー!! 他には和歌山の日高川源流(小森谷渓谷)がキリクチの生息南限にあたりますが、全体的に マナーの悪い釣り人は知っていても持ちかえったり、密漁したりするかもしれません・・・ 全てを知ってしまった今、出来ればキリクチを保護するために、何か出来ればと考えています。 渓谷自体小さいものなんで、放流を続けても釣られてしまうのがオチだし・・・ 考えられるのは、車両止めと、罰金制度、それに人工プールをつくるとか?! 奥入瀬渓流のような保護区をつくるのもいいかもしれませんね? 詳しくはキリクチの会ホームページを見て下さい!