最近、動植物の寿命について色々考えています。 動物はせいぜい生きて100年あまり・・・ それに比べて、和歌山城のご神木(クスノキかな?)は樹齢約450年・・・ 屋久杉で有名な屋久島の縄文杉は樹齢約7200年とも言われています。 動物の場合は、大きさとライフサイクルには相関があるらしく、一般的に個体が大きいほど長寿に なるようです。 心拍数は個体が小さいほど早くて、(うちのこどもはムッチャ早いです(^^)) 時間の流れ方もきっと違うんでしょうね〜 ヒトの老化、疾患には活性酸素が大きく関わっているらしいです。確か”あるある大辞典 ”でも とり上げられていたような気がしますけど・・・ それに対して、植物は活性酸素が存在することで、逆に様々なストレス耐性を誘導したり、元気に なる??ような報告(化学と生物VOL40,No.11,2002)があります。 ヒトや動物にとっては有害となっている活性酸素は、植物にとっては一種のシグナルとなって AsA(アスコルビン酸)-GSH(グルタチオン)回路のグルタチオンという抗酸化剤が花芽形成、 種子発芽、細胞分化、低温適応、etc.に働いているということです。 活性酸素のようなフリーラジカルを永遠に消去し続ける代謝系が動物にもあれば・・・ 不老不死は可能?? グルタチオン分子中のS(硫黄)原子がSe(セレン)に置換されると、酵素活性が上がることが 知られているそうです。 Seはヒトの必須栄養素で、主に乳製品・卵製品・魚介類・穀物(小麦胚芽など)に多く含まれている みたいなんで、若さを保ちたい人はこういうものを食べましょう(^^) ただし、過剰摂取はよくないらしい・・・