最近、世界初というのをよく聞きますよね。 世界初!洗剤のいらない洗濯機・夢のハイブリッドカー・葉緑体の分裂の瞬間を 撮影などなど、エジソンの時代から始まって、発明や発見は科学技術を発展させて、 生活の質を引き上げています。 そういった研究をするのは本当に夢のようで、まず無いいってもいいんですが、 基本的に、誰でも考えるようなことをやっていてはダメでしょうね。 サリチル酸メチルが、空気を媒介して、植物に病害抵抗性を誘導するという話は、 Natureという科学雑誌で紹介された最近の研究ですけど、世の中には 独創的な人が結構いますね! ちなみに、僕の祖先は除虫菊の粉をノミ取り粉(古いな〜)として、世の中に 広めようとしていたみたいです。第4回内国勧業博覧会にも出展して国から表彰状を もらってますけど、これは世界初ですよね。(蚊取り線香は思いつかなかった みたいです!?) 和歌山県の有田というところは、蚊取り線香の発祥の地で、キンチョールで 有名な金鳥のマークの下には、僕と同じ性のハンコが押されてますよ。(必見!) <追加と訂正> 農薬ニューズレターに除虫菊の歴史が載ってたんだけど、 アドリア海沿岸とアルメニアが原産国で、そこの住民は昔からノミ殺しとして 利用してたそうです。 日本で初めて栽培されたのは、1885年玉利喜造が東京農林学校農場でのこと・・・ 1886年オーストラリアの駐日大使が日本政府に栽培を助言して、農商務省が 和歌山に伝達させたみたい。 上山英一郎は1886年サンフランシスコの友達から種をもらって栽培を始めた みたいだけど、 うちの先祖(良蔵さん)は世界初じゃなかった!ゴメン 詳しくは有田の実家の近くに除虫菊の石碑が立ってるから、興味のある人は 見に行って!(誰か行くかな?!)