[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
五十鈴川の畔、伊勢神宮に祀られている撞賢木厳御魂天疎向津毘売尊(ツキサカキイツノミタマ アマサカルムカツヒメノミコト)は、別の名を 大日霊女貴尊(オオヒミコムチ)、向津姫(ムカツヒメ)、 瀬織津姫(セオリツヒメ) と呼ばれています。 諸説ありますが、 龗神社や貴船神社の高 龗 (タカオカミ)、丹生神社の丹生津姫(ニウツヒメ)、 生田神社や玉津島神社の稚日女尊(ワカヒルメ)はみんな水の神様で、由緒はイザナギとイザナミの 子となっていることから考えると、全て同一人物と考えてよいと思われます。 共通しているのは、社殿の形にあります。 出雲系の神社は、入り口が妻入りで千木と鰹木が特徴的ですが、ヒミコが生まれ育った日向系の神社は 平入りで屋根には大棟の両端に鳥衾(とりぶすま)が見られます。 そもそも、今回調査のきっかけになった、明神山山頂にある 貴布祢大明神の社は、何故か出雲式でした。 出雲出身のスサノオが祀られている須佐神社の影響かな(笑) 中腹からの景色
他にも、和歌山の有田市には八王子公園があり、除虫菊の記念石碑が建てられています。僕が子供の頃 には、鬼ごっこをしたり、傍を走る汽車の窓に向かって、どんぐりの実をパチンコで打ち込んだりして 遊んだものでしたが、桜の大木がたくさん植えられた思い出の場所となっています。 その一角には鳥居があって、普段は誰も立ち入ることはありませんが、小さな石社が祀られています。 母親の話では、昭和28年に有田川の洪水があって堤防が出来るまでは、今の3倍くらい広くて、夏祭り では屋台が立ち並ぶほど賑やかな場所になっていたそうです。 関西にある八王子神社に祀られているのは、出雲で素佐之男(スサノオ)と奇稲田姫(クシイナダヒメ) との間に生まれた八人の子供です。 八島野(ヤシマヌ)、五十猛(イタケル)、大屋津姫(オオヤツヒメ)、抓津姫(ツマツヒメ)、 饒速日(ニギハヤヒ)、宇迦御魂(ウガノミタマ)、磐坂彦(イワサカヒコ)、須世理姫(スセリヒメ) は京都の八坂神社にも祀られています。 ヤマタノオロチからクシイナダヒメを取り戻した後に、スサノオが詠んだ、日本最古の和歌がこちら、 八雲立つ 出雲八重垣 妻ごめに 八重垣つくる その八重垣を 古代日本正史で原田常治氏が紹介しているけど、八の字に込められた思いは。。。と想像が尽きないね!
![]()