梅酒は甘すぎるのでお酒ではな〜い! 大量の水で薄めるからアルコール分が足りな〜い!! と思っていた人が梅酒をつくると・・・ほど良い甘さで、梅の香りがプンプン漂い、日本酒の アルコール度数をちょっと超えるような、いい感じの梅酒が完成しました。 5〜6kgの青梅を収穫した後、1週間熟成させて蔕を取り、よーく水洗いして塵や埃まで 完全に取り除きます。梅酒つくりに使う広口瓶に1/2から1/3梅を仕込み、水気を切った後、 アルコール分25%の甲類焼酎を8リットル満たして、1週間ほど梅の香りと果汁を抽出します。 そのままでは酸っぱいので、仕込んだ焼酎容量の3%(8Lなら240g)に相当する砂糖を 溶かして、出来上がった梅酒を買ってきた焼酎の容器に戻して完成です。 残った梅には、疲労回復に効果があると言われているクエン酸果汁が含まれているので、 砂糖760gを追加して時々混ぜ合わせるようにすると、1週間ほどで濃縮果汁エキスが 出来上がります。 梅酒の方は、15%位までアルコール分が下がっていると思うので、適量の水を追加すると、 梅の香りが豊かで甘みと酸味のバランスがとれた良い味になると思います。 濃縮果汁エキスは、水で5〜6倍に薄めて飲むと、毎日飲んでも飽きない夏にピッタリな梅 ジュースが出来るんじゃないのかな〜 残った梅はまだまだ酸っぱいので、更に砂糖を1kg追加して、3ヶ月〜1年くらい寝かして おくことにしました。時間をかけて20%くらいの糖分が浸透すると、おやつかお摘みにして、 種以外は全部食べれるかもしれません・・・ しかし・・・ 2週間後、いい気分で梅酒を飲んでいると、ある異変に気付きました。 梅酒が酢になってた! ワインや日本酒では、保存状態が悪いとアルコールが酸化して、酢酸に変わることを経験 していました。 酸化防止剤の亜硝酸Naは一般には売られていないので手に入れることも出来ないし・・・ 濃縮果汁エキスを宝焼酎に入れて飲むことにしますか〜