釣り名人は、釣れる時に、釣れている魚を人よりもたくさん釣るようです。そのためには情報収集は怠
らないし、色んなことをよく知っています。

実際にフィールドに通っていないと分からないことが結構あって、釣りを続けていないと分からないこ
ともたくさんあります。

鮎釣りの名手、村田(満)さんは言わずと知れた、友釣りの第一人者ですが、シーズンになると夜明け
から日没まで一日中川に入っているそうです。

普通、一日かけてやっても20匹くらいしかつれないところを、100匹200匹と桁違いの釣果を上
げるみたいだけど、何が違うんでしょうね?

ボクが思うに一番の違いは、鮎釣りが好きだということでしょう?

好きなことはメシを抜いても出来るし、経験の中から色々工夫して、日本一の名人という領域に入った
んでしょうね?

川での釣りの場合、ポイントを読む力というのが最初に重要になってくると思います。

それと、魚に気付かれないこと・・・

魚は、人影に敏感です。

通常は、上流に頭を向けて泳いでいることが多いので、瀬などの障害物が何もない場合は、立ち位置か
ら上流向きが狙いとなります。魚から目が届かない、対岸寄りなどは絶好のポイントです。









海での釣りの場合は、ポイント探しは難しくなります。

でも、堤防・磯・船にしても行く場所は限られてくるんで、釣り情報をよく確かめてから行った方がい
いですね。

情報に間違いがなければ、その場所でどういう仕掛けを使っているか?特にどの辺りが良いか?などを
自分なりに覚えておきましょう。

基本的にポイントとなるのは、砂地、岩礁、その混合、テトラ、岸壁などです。

淡水魚・海水魚ともに、食い気のあるものは、細かい仕掛けにこだわらずよく釣れます。

釣りの腕は、魚の習性をよく知ることに限ります。後は、手返しの早さ、トラブル対処、ポイントに対
応した仕掛け、釣り方などを素早く出来るか出来ないかというところです。

仕掛けを出しにくいところ、すなわちそれは魚にとっても人にとっても絶好のポイントとなるはずです。